ここ半年間の四日市での生活

今年4月から今月(2020/10)まで半年間転勤のため三重県四日市で生活していたので、半年経ってコロナ禍での一つの区切りをざっくり所感を備忘録として書いておこうと思う。

4月~ 5月

世間は日本でコロナが1次流行した時に転勤で四日市へ。
正直この辞令が来た時は正気かと疑ったけどコロナ化での非日常感と案件の炎上具合も合わさり、身勝手ながらリモートとは言え東京で生活するよりかはマシかと思い深くは考えない様にしてた。
生活圏は近鉄四日市徒歩5分内の恐らく三重で一番栄えてる辺りで2ヶ月程ホテル暮らし

この頃の四日市近鉄百貨店やショッピングモールなどの大型複合施設は大多数の売り場を停止していて、かろうじて生鮮スーパーなどが10時-17時くらいの大幅な時短で営業していた。
パチンコや居酒屋、ガールズバーなども大体営業しておらず、正にゴーストタウンと言った感じ。
三重は行政と娯楽施設間での動きはスムーズに進んでたので、ステイホームとしては結構機能していたと思う。
暖かくなってきはじめてたのと車も物凄い少なかったせいか、暴走族というか凄い爆音で走ってるバイクとパトカーのカーチェイスはほぼ毎日聞いてたと思う。

 

社会情勢的にも案件的にも厳しい時期だったので、とにかく毎日が物凄い速さで過ぎていてストレスを転勤等での初めての土地も有って中々発散出来ない状況は結構キツかった。
個人的に特にキツかったのは夕食をコンビニ飯に頼る中で、近鉄四日市駅周辺はドミナント戦略のためかファミマしか選択肢無いのが辛かった。
元からストレスを食で発散しがちなタイプなのと他の娯楽が少ない中でのストレス発散手法の一つを1ヶ月近く一つのコンビニにするのはやっぱり難しい

6月 ~ 7月

案件も落ち着きホテル暮らしから社宅へ引越し。
東京の時の部屋と比べて当たり前だけど安くて部屋数増えるくらいの部屋へ。

この辺りで居酒屋なども営業再開し、他にも銭湯やパチンコ、雀荘などの娯楽施設が営業再開したのも案件が落ち着いたのも併せて大分過ごしやすくなった。
気分的にはドラクエで船入手後辺りの一気に活動圏広くなった感じ。

個人的に特に良かったのは銭湯、関東圏に比べて施設自体は関東とそんなに変わらないが浴槽が広めなのと人口密度がピーク時でも少なめのなのが非常に良い。
近鉄四日市から徒歩15分の個人的に散歩も兼ねて歩くのに許容圏内だったのも重宝した。

生活習慣としてはパチンコを打つ機会が激増した。
ここ2,3年で1,2回くらいしか打っていなかったが、四日市(というか三重)のパチンコ店は9時-24時と東京よりも早く2時間程営業時間が長い。
21時などに退社した後でもライトミドルくらいで有れば、とりあえず初当たり迄回してラッシュ突入しても一通りは回収出来るくらいの時間が有るためめっちゃ入りやすい。
どうせ帰ってもYoutube見ながら夕飯食べるくらいしかやる事無かったのと、元々シンフォギア2を打ってみたい気持ちが結構有ったのでキング観光行く機会が倍増した。

色々有ったがこの期間は比較的案件も落ち着いてきたので、同期との麻雀やパチンコ、飲みを再開したり学生みたいな生活をしてたと思う。
アウトドアの選択肢も多くて岐阜の方へキャンプに行って下呂温泉行って帰るなど全体的に充実してた。

8月 ~ 9月

大体転職活動を始めた辺りで、4ヶ月程住んでくるとこの辺りから生活圏として車が無いのが如実に影響してきた。

伊勢や鳥羽などは一度観光に行くのは良かったが、2回目以降は中々行く気力が無くなってしまい週末の過ごし方が結局名古屋まで出て何かすると言うのが多くなった。

真夏は東京よりも湿度が少なくて過ごしやすい感覚だった。
少なくてもオフィスビル群の中の殺人的な暑さが無かっただけでも大分過ごしやすかった。

この時期になると学校も再開した様で学生をかなり多く見かける様になった。
東京程ごちゃつき過ぎず名古屋等も近くて四日市自体も栄えている環境は、学生時代を過ごすにはかなり良い環境だよなーと、楽しそうにショッピングモールで遊ぶ学生を見かけてよく思っていた。

所感

転勤で半年程過ごす分には月並みだが良い所だと思う。
食事は伊勢や鳥羽の海産物や松坂の肉など鉄板な物も有るし、B級系でもトンテキとか有って選択肢がそこそこ有る。
駅周辺は飲み屋も個人、チェーン含めてそこそこ有って同期との飲みは終電や比較的他の客を考えなくて良いので東京より楽しかった。

観光やお土産も伊勢神宮とか鳥羽水族館赤福とかが揃ってて程々良い、週末は大阪や名古屋に行っても全然良いし。
全体通して良い意味で程良いそこそこ感が個人的には好感触だった。

コロナで騒ぎになったタイミングでの四日市生活は上記の程良いそこそこ感と、まったりとした地方都市の日常が合わさってタイミングも良かったと思える。

これが1年以上過ごすってなると車は必須だし、独り身で車持っちゃうと東京に帰りにくくなってしまう点は少し難しい所。
友人と飲む際は鉄板所が数カ所有れば良いのだが、1人で夕食フラッと行ける外食の選択肢は流石に東京の方が豊富なのでそこも少しネックだった。

纏まり無く書いてきたが色々多動な時期だったけど半年程転勤するなら良い所だった。
独り身で過ごすだけなら割と何処でも順応出来るし、同期で同年代の親しい同僚、友人が居るなら余計場所に限らず過ごせる。
これが家庭持って子供が出来てくると、東京と比べて様々な部分がかなりトレードオフになってくるんだろうなってのも凄い感じた。

 

アフターコロナのご時世で基本的に場所を選ばないワークスタイルが確立している世の中だし、初めての転勤だったけどまだ多少若いうちにもう一回くらい地方に転勤か引っ越して働いてみたいな。